日本が衰退した理由(独り言)
- 2012/6/29
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私が子どものころ、日本は夢と希望に溢れ、バラ色の未来が当たり前のような空気感がありました。経済規模は世界2位だけど、科学技術は世界一だと私は思っていました。ところが今ではすっかり自信を失っているように見えます。さらに、日本の自信のシンボルだった自動車や家電メーカーの凋落ぶりが、自信喪失を加速させています。
この理由を、多くの人が、「円高による価格競争力の低下」が主因と見ているのではないでしょうか。私は最近、日本の衰退の理由を「過度に責任を取らなくていい社会」を構築したことが一番の要因であると考えるようになりました。「過度に責任を取らなくていい社会」はどのように作るか。それは簡単、「挑戦を排除」すればよいのです。「挑戦を排除」して失敗を減らすことで責任を負うことも少なくなります。
戦後の何もない時代は皆が自己責任で挑戦を続けていたと思うんです。でも、豊かになってきて責任を回避しよう回避しようと、知らず知らずのうちに挑戦することも回避してきた。特に、大企業や行政といった大きな組織でその傾向は強いのではないでしょうか。大企業の社長は数年ごとに交代していますから、誰に責任があるのかよくわかりません。だから、うまくいかなくなってくる。
一方で、挑戦を続ける人や組織は元気です。責任は負うけれども。私の周りでも、街の社長たちは皆元気ですよ~。
子ども達、若者達は「過度に責任を取らなくていい社会」を理想郷と考えず、「挑戦」をしていって欲しいです。「やってみりゃいいじゃん」。
ってことで、私の知り合いの若者たちが昨年、どまつり(第13回にっぽんど真ん中祭り)に参加されましたので、その挑戦の模様をお届けします。
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